1. 授業や制作など
私は最初、アニメーションの教授のところへ伺い、挨拶をしました。
3ヶ月の滞在で制作可能なショートアニメーションプロジェクトを持つのが良いのではないかという話になりました。
今はアニメーションコースの修士の学生たちとアニメーションの授業を受けています。それに加えて、VRスケッチングという空間に線で描画する時授業をとっています。インド人学生たちはとてもフレンドリーで、どんなことでも向こうから手伝ってくれるようなことが多く助かっています。
2. 暮らし
今回は乾季にムンバイを訪れました、。雨の日や曇りの日がなく、毎日晴れていたため、初日や二日目は不安でしたが、次第にそれも無くなり、鬱になることがない生活をおくっています。また大学の敷地内は自然で溢れていて、それも大きかったです。かなり気候と環境に助けられました。ただし雨が降らないので空気中の塵が落ちることはなく、呼吸器系の不調が起きやすい人はマスク必須で、乾季には行かない方が良いかもしれません。また犬も放し飼いにされており、動物好きにとっては最高の環境になっています(狂犬病には注意してください)。
3. 現地の様子
学外に出て、マーケットなどを訪れました。大学の敷地を出てすぐの屋台が並ぶ道で、果物を安価に購入することができました。また、IITから紹介されたバディと一緒に学外のレストランに行きました。美味しかったですがやはり辛かったです。
4. トラブル
【食事】
インドの料理は辛い食べ物がスタンダードとなっています。辛いものが苦手な人は十分に気を付けてください。また、インド人は親切で優しい人が多いですが、この料理は辛くないと言われても、その時だけは信用してはいけません。ミルクシェイク系のドリンクを一緒に注文するのをお勧めします。私は一月時点ですでに発熱を経験し、辛い食べ物から胃腸が疲弊して起こったものだと推測しています。少しでも体調が悪いと感じた場合はしばらく寮で休んだ方がいいです。
【Wi-fi、携帯電話契約について】
最初の数日は日本で購入した旅行用simを使用していました。現地で通信環境を揃えるまで、それだけですべての連絡を行っていたので、無くてはならない物でした。インド人の友人に案内してもらいコンピューターセンターに行き、学内でWi-fiを使用できるようにしてもらいましたが、寮の中までは電波は届かず、ルーターを購入する必要がありました。IITから支給された学籍番号でログインすれば寮でWi-fi を使えるのは知っていましたが、IITの回線ログインサイトを検索するのは携帯のデータ通信で、その後番号を入力し、ログインする瞬間はWi-fi に繋ぐ必要があることに気づくのに五日ほどかかりました。そして後日、インドの携帯の番号を契約しに町に出ました。Viインディアという会社で、毎月1000円以下で90GBのデータ量を使うことができます。早めに契約するのをお勧めします。
【電気、充電】
変圧器とモバイルバッテリーは必須のように感じました。寮の部屋で変圧器を使ってスマホやモババテに充電し、日中外で充電がなくなった際にはモババテで充電する、というのが日常でした。一晩私の部屋でのみ電気が使えなくなることもありました。その晩は空いてなかったので、次の日に寮のマネジメントルームに行くとすぐに直してもらえました。その時もモバイルバッテリーがあって助かりました。
5. 語学の状況
行く前は日常会話ですら危うかった私ですが、生活に必要な買い物やレストランなどでのやり取りはできるようになってきました。ただ最初の二週間、アニメーション理論の授業を受けたのですが、全くついて行けませんでした。しかし それもいい刺激となり、寮に帰ってからも学習を続けています。インド人は話しかけてくれる人が多いので、英語を話す機会にはすごく恵まれています。