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École nationale Supérieure d’Architecture Paris-Malaquis 2025年2月マンスリーレポート(デザイン研究科生)

1-1.授業

「École nationale Supérieure d’Architecture Paris-Malaquis」はフランスにある20の国立建築大学の一つで、 PSL(Université PSL (Paris Sciences & Lettres))に属しています。建築専攻の他に芸術専攻もあり、先生方は常に手でスケッチする能力を求めています。精華の建築コースとは異なり、パリマラケ国立建築大学(以  下、パリマラケ)は、学部(Licence 3年)、大学院(Master 2年)、そして博士課程(Doctorat)を提供しています。留学生は学年に関係なく自由に授業を履修することができます。

私はプロジェクト2つ、展覧会設置、ディサン、フランス語を選択しています。以下のように:

学部から大学院全員のスケジュール


左:学部授業、右:大学院授業

#私はメールで履修選択をした際に勘違いし、学部と大学院の二つのプロジェクトを履修してしまい、大変苦労しました。自分の学年だけを履修することをおすすめします。
                               

カレンダー

#今後来る学生へのアドバイス:

マラケの授業の時間割は毎週変更されます。毎月学校のホームページが更新されるので、常にチェックするよう心掛けた方が良いです。また、異なる学年の授業を履修すると、時間割に関係なく授業が重なることもあるので、履修する前に注意が必要です。 また、「3週間の無料フランス語レッスン」は実際には6月にあります。 PSLの連携大学であるÉcole des Mines Parisで受けることができます。まず、メールで各自のレベルに合ったクラスを申し込み、履修します。レベルによって授業の時間も異なります。 さらに、大学院の校舎は本館から 6分離れた場所にあります。Annexe École Nationale Supérieure (ENSA) Paris-Malaquaisに位置しています。

1-2. 学校生活・製作


1/29_La réunion d’accueil /朝10時Amphi 2 で留学生だけのオリエンテーション行われ、その後17世紀に設立された校舎を案内されました。大量の彫刻や絵画に圧倒されました。マラケはイタリアの留学生が多く、イタリア語とフランス語と英語を混ざりながら会話してました。
1/31_学校のオープンキャンパスがあって、特に鉛筆スケッチがとても綺麗でした。
2/2_授業初日は自己紹介から始まって、プロジェクト説明、課題リサーチ、発表、終わったのがまさがの夜7時でした。マラケのスケジュールは精華よりタイトです。


ポンデザールを渡る通学のルート

   

模型はレザーカッタがほとんどで、来る前に材料費はものすごく高くで買えないと心配してましたが、意外と揃ってるし日本で買えないものもたくさんあって、とても良かったです。
安い店:① Rougier & Plé  ② Lez’Arts  ③ mezzanine at school
プロジェクトの内容は豊富です。
プロジェクト課題は一週間に一回の頻度で出され、製作時間はその日に限られるわけではありません。各自、その週内で進め、授業前に課題をメールで先生に送るか、授業開始前に印刷して壁に貼る形で提出します。みんなで一緒に確認します。もちろん、教授から個別にアドバイスをもらうこともありますが、基本的にはみんなで一緒に確認します。

#P8 Aux confins de NAVIGOLAND.

これはパリの都市開発に関する研究です。都市人口に応じて町はどう再編成すべきか、またその際に発生する町と町との境界やリミットの責任問題について考察します。電車やバスはどのようにそこに住んでいる人々に影響を与えているかも重要なテーマです。私は自分の足で、2月24日から2月28日までの一週間、毎日6時間線路に沿って歩いていました。身体で体感することをとても重視していました。

ラウンジ                          Amphi   
#P4 Projets 'habitations - studio- 04 Ropars
イタリアのローマにある1960年代前後に建てられた近代マンションをリサーチし、図面を起こして模型を作る製作です。学生たちは自分の席がないため、ラウンジで集まって作業することが多いです。H4の歴史やAmphiで行う授業は100人を超える大規模な授業なので、履修しなくても聴講することが可能です。(裏技)

3/2~3/8 ローマ研修

2年生前期最大のイベントの一つで、元々は準備期間が短いため行けない予定でしたが、先生や教務、さまざまな人々の助けにより同行させていただきました。ローマの学生とも合流し、フォロ・ロマーノでディスカッションを行ったり、最後にはリサーチしたマンションの実測をしに行きました。

2.暮らし

左から:自炊;フランス産のお米(夢錦);9€のランチパック;住まい

マラケには寮がないため、私は短期賃貸をしていました。
そして、家探しは早めに決めた方がいいです!!! 実物を見た方が良いとか、来る前に12月のフランスの新年と重なったり、まぁなんとかなるだろうと考えているあなた、そんなに甘くないです。パリ・マラケ大学は東京の渋谷のような場所にあり、通学30分圏内の家を探すのがいかに大変なのか、来てから実感しました。コロナ以降、実店舗の不動産屋さんが激減し、短期賃貸は90%がネットでの手続きになっています。半年の賃貸は学生のシェアマンションか、少し離れた古いマンションが多いです。理由を聞いたところ、半年という期間はパリの人々にとって短すぎて割に合わないため、家主側が断ることが多いそうです。不動産屋さんは日本のように貸す権利を持っていないため、自分の資料を全て送った上で、家主の許可を得る必要があります。もし2人で申請している場合は一緒に内見したり、聞いてみれば良い物件は10人で争うこともあるようです。。
#私は家が決めれずに約1ヶ月色んなところで漂流してました。泣。しかし、運がよく、友人に助けてもらって、何とか落ち着きました。みんなさんはわしみたいにならないように願ってます。
では、また3月で~

 

以下は、私が試したサイトです。 

https://www.lodgis.com/en/

https://www.dovevivo.com/en/ 

https://www.spotahome.com/fr 

https://www.location-etudiant.fr 

https://www.lacartedescolocs.fr 

https://www.ciup.fr 

https://www.parisattitude.com 

https://www.estudines.com/uk/

サポート:

https://psl.eu/vie-de-campus/le-service-accueil-logement-de-psl

必要な資料を少しシェアします。

基本:passport、学生ビサ、入学許可書、学籍証明、フランスの電話番号 Income:

自分の口座の銀行残高証明書(EUR英語表記)

保証人:

-過去最新3か月分の給与明細

-最新の源泉徴収表

-パスポートあるいは免許証のコピー

または、保証人の代わりをするGarantMeという保険システムがありますのでこちらをご覧ください。 https://garantme.fr/fr/有料ですが登録すればより多くの物件で家主が賃貸を引き受けてくれます。