1. PSL大学について
入学してから知ったのですが、実はPSL大学(Université PSL)は、パリのグランゼコールと国立研究機関が主導して2010年に設立された新しい大学です。それにもかかわらず、2018年以降は世界大学ランキングのトップ50にランクインしており、世界的にも非常に高い評価を受けています。マラケ建築学校もPSLの一員であ り、建築分野におけるフランス最高峰の学府のひとつです!PSLに所属していることで、他のグランゼコールや研究機関の豊富なリソースを活用できるのも大きな魅力です!これから留学する方には、ぜひこの資源を積極的に活用してほしいと思います。例えば、PSLの「Welcome Desk」では、住居(賃貸)に関する相談など、生活面でのサポートも受けることができます!
詳しい情報はこちらの公式ウェブサイトをご覧ください:
#パリ中心部のラテン地区(5区)、ソルボンヌ大学群から始め、
19世紀から学者が集う場所です。各大学の入り口には聴講できる授業が貼られていて、自由に申し込んで参加できます。
2. 授業や制作など
コレージュ・ド・フランス、国立演劇院(CNSAD)、パリ・ドフィーヌ大学、パリ装飾芸術学校(ENSAD)、国立憲章学校、パリ国立化学学校、パリ国立鉱山学校、高等師範学校(ENS)、高等研究実務学校(EPHE)、パリESPCI、キュリー研究 所、パリ天文台PSLの連携校の授業にも参加することができるため、芸術分野に限らず、スポーツ、経済、社会科学、化学、天文学など、さまざまな分野を聴講することができます。
2. 授業や制作など
2.1. P8_Navigoland/P4_d’habitations
授業も後半に入り、現在は最終発表に向けた資料のまとめ作業に取り組んでいます。4月28日には中間発表が行われ、その後の授業では毎回、一人ずつの個人チェックが行われています。チェックは半日かけてじっくり行われることが多く、時にはゲストの先生をお招きして意見をいただく機会もあります。私は現在、「鉄道線路に穴を掘る」というテーマで進めており、BNF(フランス国立図書館)のネット資料を調べたり、ChatGPTを使ってリサーチしたりと、パリの鉄道の歴史を掘り下げる作業を続けています。
授業も後半に入り、現在は最終発表に向けた資料のまとめ作業に取り組んでいます。4月28日には中間発表が行われ、その後の授業では毎回、一人ずつの個人チェックが行われています。チェックは半日かけてじっくり行われることが多く、時にはゲストの先生をお招きして意見をいただく機会もあります。私は現在、「鉄道線路に穴を掘る」というテーマで進めており、BNF(フランス国立図書館)のネット資料を調べたり、ChatGPTを使ってリサーチしたりと、パリの鉄道の歴史を掘り下げる作業を続けています。
正直なところ、まだ自分が何をしているのか完全には把握しきれていないのですが(笑)、手描きが多いのが慣れないのもあって、それでも少しずつわかってくることに楽しさと喜びを感じています!
P4の個人チェックは長時間で出入り自由ですが、多くの学生が残って作業を続け、図面を並べて相談する姿に刺激を受けています。共同作業ならではの良い経験です!
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左から:制作風景;ゲストを招き、パリ交通問題を聞く;ゴミ処理場の提案;平面配置 |
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左から:ホテル模型;発表ボード;キューブ;1年生交流 |
2.2. _D4_Fabrique d’expositions
金曜日の「Développements」は、主に後期のOpenschool(マラケ公開日のプレ企画)に向けて、展覧会のテーマを提案する授業です。授業は基本的に、1週間はパリで開催中の展示会を訪問し、次の週はその体験をもとに提案をチェック・ディスカッションする、というサイクルで進んでいます。今週は、Cinémathèque française(フランス映画館)で開催中の、映画監督ウェス・アンダーソンの展示を観に行きました!
金曜日の「Développements」は、主に後期のOpenschool(マラケ公開日のプレ企画)に向けて、展覧会のテーマを提案する授業です。授業は基本的に、1週間はパリで開催中の展示会を訪問し、次の週はその体験をもとに提案をチェック・ディスカッションする、というサイクルで進んでいます。今週は、Cinémathèque française(フランス映画館)で開催中の、映画監督ウェス・アンダーソンの展示を観に行きました!
左右対称の構図、鮮やかな衣装、独特なユーモアなど、彼の世界観が詰まった展示で、大好きな監督の作品を間近に体験できて本当に最高でした!特に『グランド・ブダペスト・ホテル』の1/30スケール模型がものすごくかっこよかったです!授業の一環なので入館料も無料で、とてもお得な機会です。ただし、この授業は制作よりもディスカッションや発表が中心なので、実際にものを作るのが好きな方には、後期の制作授業の方がよりおすすめかもしれません。
2.3. _D2_Dessin d'observation
公園や美術館でスケッチをする授業があります。今回はArts & Santé La Manufactureの公園に行き、芝生で過ごす人々をスケッチするという課題に取り組みました。本を読んでいる人、キャッチボールをしている人、日光浴を楽しんでいる人など、さまざまな様子を観察しながら描く練習をしました。周囲の木や植物、背景なども含めて、パース(遠近法)を意識したスケッチにもチャレンジしました。また、最終課題では大きなキューブを描く予定があるため、その練習もあわせて行いました。午後5時半まで、たっぷり3時間、自然の中でスケッチに集中できてとても充実した時間でした。
3. 暮らし
4月の気温は急に25度や30度まで上がり、川沿いでランチを楽しむ人も増え、みんな半袖姿になりました、、
#「マンマ・ミーア!」ミュージカル
#「マンマ・ミーア!」ミュージカル
#デモ行進ルート:イタリア広場発 → オピタル大通り → バルベール広場 → オーステルリッツ橋 → ルドルロラン大通り → ドメニル大通り → ディドロ通り → ナシオン広場
(スーパーやレストランがほとんど閉まって流ので、早めに食材ストックした)
(スーパーやレストランがほとんど閉まって流ので、早めに食材ストックした)
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左から:さくら;Église de Saint-Germain-des-Prés;Barでlive;5/1デモ進行 |
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左の二枚:Carrefourで買ったサラダボックスでセーヌ川でランチ、美味しい;) 右の二枚:La Seine Musicale;皮蚤おかゆ |
4. Easter休暇
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左:チョコのたまご 右:Monet - Giverny |
フランスでは、復活祭(Pâques)の翌日の月曜日、今年は4月21日と22日が「Lundi de Pâques(復活祭の月曜日)」という祝日になります。
三連休になることから、実家に帰省して家族とイースターを過ごすフランス人も多く、あたたかい春のイベントとして親しまれています。
街中には、チョコレートの卵やウサギなどのデコ レーションが並び、お菓子屋さんやスーパーでもたくさんのチョコレートが販売されていて、とてもにぎやかです!
金曜日に授業がないと、学部生は4月11日から4月 27日まで丸々2週間の休暇があります。この期間を利用して、みんなは南フランスに海を見に行った り、イギリスや少し遠い場所へ旅行に出かけたりしています。
私は友達と一緒に、さまざまな展示や公演を見たり、モネの庭やリール(Lille)にも行ってきました。とても充実した休暇でした!
三連休になることから、実家に帰省して家族とイースターを過ごすフランス人も多く、あたたかい春のイベントとして親しまれています。
街中には、チョコレートの卵やウサギなどのデコ レーションが並び、お菓子屋さんやスーパーでもたくさんのチョコレートが販売されていて、とてもにぎやかです!
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左:Institut Culturel Italien de Paris 右:無料演奏会 |
金曜日に授業がないと、学部生は4月11日から4月 27日まで丸々2週間の休暇があります。この期間を利用して、みんなは南フランスに海を見に行った り、イギリスや少し遠い場所へ旅行に出かけたりしています。
私は友達と一緒に、さまざまな展示や公演を見たり、モネの庭やリール(Lille)にも行ってきました。とても充実した休暇でした!
#Lille町
リール(Lille)は、パリからTGVで約1時間の距離にあり、フランス北部の玄関口として知られる町です。また、ビールの生産が有名な場所でもあります。
「SNCF Connect」アプリを使えば、簡単にTGVのチケットが取れます。さらに、パリでタクシーを利用するなら、Boltがおすすめです。
ビールで煮込んだ牛肉料理「カルボナード・フラマン(Carbonade flamande)」や、うさぎ肉や鶏肉を使ったゼリー「ポテ・ヴレッシュ(pot’je vleesch)」など、地元の伝統的な料理を楽しめます。さらに、ポテトを加えると、リールの典型的な家庭料理になります!
16世紀から18世紀のフランドル様式の建築が多く見られ、6階建てのマゾン(家屋)が一般的です。特徴的なアーチ型の通路や車庫入口があり、ファサード(建物の正面)は装飾的な白い石材や石膏のディテールが施されています。屋根は通常、深紅色や茶色の瓦で覆われているのが特徴です。
「SNCF Connect」アプリを使えば、簡単にTGVのチケットが取れます。さらに、パリでタクシーを利用するなら、Boltがおすすめです。
ビールで煮込んだ牛肉料理「カルボナード・フラマン(Carbonade flamande)」や、うさぎ肉や鶏肉を使ったゼリー「ポテ・ヴレッシュ(pot’je vleesch)」など、地元の伝統的な料理を楽しめます。さらに、ポテトを加えると、リールの典型的な家庭料理になります!
16世紀から18世紀のフランドル様式の建築が多く見られ、6階建てのマゾン(家屋)が一般的です。特徴的なアーチ型の通路や車庫入口があり、ファサード(建物の正面)は装飾的な白い石材や石膏のディテールが施されています。屋根は通常、深紅色や茶色の瓦で覆われているのが特徴です。