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University of Kassel 2025年6月マンスリーレポート(芸術学部生)


1. 授業や制作など

基本的には自主制作です。7月末にルンドガンクが開催されるみたいなので、今はそれに向けて作品を作っています。2週間に一回(火・水曜日)に先生やクラスメイトと集まって色々な話をします。僕は一番初めの授業で見せた自分のポートフォリオを気にいってくれている人が多くて、自分の作品のことや、5月末に訪れたプラハの美術館やギャラリーの感想などを話し合いました。

全く何も話せないわけではありませんが、やはり言語力は大切だと思います。自分の作品を説明することや作品の感想、時には人の作品へのアドバイスや質問、普段から美術の世界で話している内容は、日常会話と同じぐらい大切です。できるだけ留学が始まる前に準備しておくことをお勧めします。

6 月初めから芸大の方ではなくて、学生寮の近くにある Universität の語学学校にドイツ語を学びに通っています。精華に払っている学費はカッセルと比べてとても高いので、交渉すれば無料で通えます。制作が少しずつ忙しくなりつつあるので、行ける時に行くというスタンスで通っています。




2. 暮らし

5 月末からは徐々に気温が上がってきて、薄いロン T か半袖で十分な気温です。だいたい23度ぐらい。

今月末にやっと VISA の申請に行くことができました。0から自分で調べて用意してきたものがやっと報われるような思いです。ドイツに来てから3ヶ月ギリギリになりましたが。市役所の予約がなかなか取れないなど、このような状況にしては催促な方ではあると思います。ですが、VISA  が用意されるまでは1ヶ月と少しかかるので、おそらく日本に帰ってから本当のビザの確認ができるのだと思います。なので、帰るまでは仮 VISA の用紙を持つ必要があります。

精華や大阪中之島美術館での展示などでお話させていただいていた塩田千春さんと連絡を留学前から取っていて、機会があったのでベルリンのスタジオにお邪魔させていただきました。僕は三日ほどベルリンに滞在したので、美術館だけでなくドイツの歴史などにもたくさん触れました。



3. 現地の様子

特に変わりはありません。


4. 語学の状況

上達していると思いたい。普段の1日のスケジュールの中で自主学習も含めて語学を学んでいる、触れている時間が本当に長くなった。違う言語で生活すること、美術という世界ではどのような会話が必要なのか、自分に必要なものが明確に理解できる環境になってきていると思う。