最後のマンスリーレポートはこの二つの写真で終わりたいと思います。 1. 授業と最終発表 1.1. P8_Navigoland 朝7時半に出発し、約2時間の鉄道の旅を経て、まちづくりの発表会が行われるSoupの会場へ向かいました。今回の発表は、先生がSoup市の市長と直接話し合いをしてくださり、地元の結婚式場を貸していただけることになったそうです。地域に根ざしたテーマにぴったりの場所で、「ジュリー(講評会)」を行う意味がしっかり感じられました。発表前に机を整え、午後から発表がスタート。始まる前から地元の方々が見に来てくださり、近隣の人たちとの交流ができたのもとても嬉しかったです。発表は、先生による授業紹介の後、ゲスト3人の自己紹介があり、1人10分の発表+15分の質疑応答という流れでした。質問はとても具体的で、「バス乗り場の向き」「提案の社会的価値」「周辺地域への影響」など深い内容が多く、かなり緊張しましたが、大きな学びにもなりました。また、このゼミのメンバーは手描きが好きで、集めたデータも手描きで表や図面にまとめていました。カラフルで丁寧な図面が並び、とても見応えがありました。発表が終わったのは夜遅く、帰宅はなんと深夜12時。でも、心から「行ってよかった」と思える1日でした。 ジュリー様子 模型の色をチェック 最終発表前のみんな 1.2. P4_Projets 'habitations 最終的な先生の設計案は、とてもカラフルで可愛らしく、100分の1スケールの模型にみんなで感動し、写真をたくさん撮りました。それぞれが作った模型を目の前に置きながら、平面図や断面図を使ってプレゼンを行い、非常にわかりやすい発表になりました。特に印象的だったのは、先生があらかじめ敷地模型の色やルールを統一していたことです。そのおかげで、個々の作品は異なるデザインでも、全体に統一感があり、まるでひとつの街をみんなで作り上げたようでした。 中には、ファサードにアーチを設けて道路を通したり、マンションの間に細い通路をつなげたり、イタリア‧ローマで学んだ「メイドルーム付きマンション」のアイデアを取り入れた人もいて、どの提案も工夫にあふれていました。特にベランダやファサードのデザインにこだわった人が多く、とても見応えがありました。 1.3. Fabrique ...