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L'école de Design Nantes Atlantique 2025年11月マンスリーレポート(デザイン学部生)

1.授業や制作など

【今月のスケジュール】
    3~  7日 Workshop
  10~28日 通常授業
▽時間割
 



 秋休みが明けて最初の1週間は、グループワークをしました。教会として使われていてたスペースに、各グループごとに与えられたキーワードに沿って、空間をデザインする課題です。一週間で、敷地調査から模型製作、プレゼンまでを完成させるので、タイトなスケジュールでした。普段から週3日の時間割だし、休み明けなのも相まって、体力的にも大変でした…

月曜日:課題説明、グループ分け、敷地と周辺の調査、スケッチ、計測



火曜日:本格的に取り組み開始。私たちのグループには、「遊び」「高齢者」というキーワードが与えられ、ブレインストーミングから始めました。5人グループだったので、話すタイミングを見つけるのが難しかったり、話せたとしてもいつもより緊張したりしましたが、頑張ってアイデアを出しました。みんなで出したアイデアを紙に書いて、壁に貼っていきました。流暢に英語を話すメンバーでも、スペルが分からないと言っていて、みんなそうなんだなと少し安心しました。そしてこれは普段からそうですが、筆記体で書いてあって読めないことが多々あって少し困ります…



水・木曜日:各自、分担に分かれて作業。最初に過去の作品を見せ合って分担を決めましたが、それぞれ得意なことのバランスがとれていてよかったです。みんな3Dモデルで仕上げた作品が多くて、私がポートフォリオで模型写真を見せたとき、すごく褒められました。逆に私は3Dがとても苦手なので…留学中に少しでも克服したいと思っています。というわけで今回は模型担当になりました!すごく久しぶりに感じて、大変だったけれど楽しかったです。



金曜日:午前中は最終確認、午後はいよいよプレゼンテーション。ランチタイムも使って、時間ぎりぎりまで取り組みました。やっと終わる!と、間に合わない!の混ざったこの雰囲気、世界共通なんだなあ…。楽しみながら最後まで作業しました。ぎりぎりまで模型をつくっていたせいで発表文を準備できず、プレゼンはメンバーにほとんど頼ってしまいましたが、グループとしてはまとまった発表ができたと思うので良かったです。


 
 3Dモデリングの課題に大苦戦しています。締め切りが近いのですが、間に合わないのではと焦っています。もともとコンピューターでの作業が苦手なので、何をするにも時間がかかってしまい、先生にまだこれしかできてないの?と言われました…空き時間に作業しようとしても、パソコンのある教室が授業で使われているし、自分のパソコンでは少し仕様が違って作業しにくいので困っています。留学中に上達させたいことのひとつでもあったのですが、苦手意識が邪魔をしてなかなかそうはいきません…。得意なクラスメイトに、どうしてそんなに上達したのか聞いたら、好きだから、と言われました。好きこそ物の上手なれ、ですね…できるところまで頑張ります。

 最終週26日には、メイン課題のフェーズ2のプレゼンがありました。まだ台本は欠かせませんが、前回よりは自信を持って話せました。今回のフェーズは前の反省を活かして、頑張ってアイデアを出せたし、全体的な作業に関われたので、良かったと思います。フェーズ3は一番短い期間で、ほぼ仕上げのような作業になるので、悔いのないよう頑張りたいです。


2.暮らし

 メキシコから来ているクラスメイトが、お家でタコスパーティーを開くよ、とのことでお邪魔してきました。本格的で家庭的な、メキシコのタコスを食べるのは初めてでしたが、すっごくおいしかったです!20人くらいが食べる量を朝から準備してくれたクラスメイトには感謝しかありません。

 シェアルームに住んでいるそうで、ルームメイトが飼っている猫がいました。人に慣れていてたくさん触らせてくれました。なぜかお家にけん玉が置いてあって、みんなで遊びました。けん玉をするのは小学生ぶりでしたが、やってみたら意外にできました。コツを教えてあげたり、見本を見せたりもして、想像以上に盛り上がって面白かったです。なんだかうれしくなりました。

 大人数で集まる場所に行くのはまだ緊張してしまいますが、この日は本当に行ってよかったです。顔見知りだけど話したことのない人に、勇気を出して話しかけることもできて、楽しむことができました!



 気温はだいぶ下がってきて、そろそろインナーが欠かせません。すっかり日が短くなって、暗いうちに家を出て、暗くなってから帰ってくる日も多いです。曇りのち晴れのち曇り時々雨…という感じの毎日ですが、休日に晴れたら川沿いにお散歩に行きます。日光のありがたみを感じます。フランスは日本よりも秋が長く、場所によってはまだ紅葉していて、通り雨が過ぎた後にはよく虹が出るので一緒に楽しめるとうれしいです。湿気が高くて朝起きたら窓の外が真っ白!ということもあります。最近傘をなくしたのですが、雨は長くは降らないし、まわりの人もフードをかぶってやり過ごしている人が多いので、傘を買う気が起きません。それより防水の靴が必要です…



3.現地の様子

 11月初めから、街をクリスマスに染める準備が始まりました!日本とはレベルが違います…
一番左の写真は、 ”Passage Pommeraye” パッサージュポムレーというショッピングアーケード通りで、映画撮影にも使われたことのある有名な場所です。毎年装飾のテーマカラーが変わるそうで、今年は王道の赤!雰囲気が最高です。今まではオレンジや紫、水色などがあったそうです。


 
 そして20日から、”Marché de Noël” クリスマスマーケットが始まりました~~~!★
まだ11月なのに、想像以上にたくさんの人が来ています!ナントの中心にある二つの広場が会場なのですが、通学中に通る場所なので、帰り道に寄り道できちゃいます。夢のようです…すでに3回くらいグリューワイン(フランス語ではヴァンショー)を飲みました。コップを返すと1€返ってくるらしいですが、デザインもかわいいので記念に持ち帰ろうと思っています。お店や地域によって、コップの柄が違うので集めたくなっちゃいます。パリのクリスマスマーケットにも行く機会があったので、そこでもグリューワインを飲んでコップを持ち帰ってきました。

 チュロスやラクレットをはじめ、食べたことのないおいしそうなクリスマス料理がたくさんあって、見ているだけでも楽しめます。チーズが大好きなので、香りだけでもおいしいです…来月はもっと満喫します:)



 もうひとつ、少し離れたところに小さなクリスマスマーケットがあり、そこにも行ってみました。こちらは食べ物ではなく雑貨が中心で、日本のハンドメイド作家さんも参加されていました。古着やセカンドハンドの食器や雑貨、服も安く売られていました。ここでフランス製のお皿とティーカップ、クリスマスカラーのニット、めちゃくちゃかわいいコートをゲットしました!行ったのがちょうどオープン初日だったので、素敵なものを見つけられたのかなと思います!お店の方ともコミュニケーションを取れて、とても温かい気持ちになりました。挨拶から始まって、初対面でも会話が弾む距離の近さはフランスのいいところだなあ、と思います。英語を話さない方ももちろんいますが、簡単なフランス語で話してくれたり、私も意味が分かったりすると、わ!繋がった!という感覚になります。

もちろんヴァンショーは欠かせません ^₋^ ここで飲んだのがいまのところ1位です。



4.トラブル 

特に大きなトラブルはありません。
ちいさなハプニング?なら、先ほども書きましたが、持ってきた折りたたみ傘をなくしました。正確に言うと、お店に置いてきてしまって、一週間後に思い出して取りに行ったら閉店してました。オ~ララ…セラヴィ…
あとは、スーパーで買ったブラウニーの箱が一度開けられてしまったのか、テープでとめられていて、フランスだなあ、と思いました。中身は無傷でした。それ以降意識して確認するようにしたら、結構見かけます。なんでみんな買わないのにパッケージを開けるの?

5.語学の状況 

 フランス語は、話せないけど理解できる言葉は増えてきました。街中でよく見かける単語とか、食品パッケージによく使われている単語を頻繁に翻訳してみています。あと、今月は毎週フランス語の授業があったので良かったです。それでもやっぱり進むのは遅めで、少しもどかしい、物足りない、感じはします。母国語無しで言語を学ぶことに対しては思ったより大丈夫なのですが、一緒に受けているメンバーが全員中国人なので、グループワークが始まると完全にアウェイです。先生も声をかけてくれますが、そもそも話をちゃんと聞いていない人も数人いて…少し苦労します。最後にはテストもあるらしいので、自分のやる気だけは失わないように頑張っていきます。

 普段から人前で話すときに、自分は日本語で話すときでも文をしっかり書いて準備するタイプなので、英語になるともっと必要になるのですが、グループのメンバーが直前にパートを割り振っても話せているのを見ると、言語関係なくすごいなと思います。感想を言う機会があると、日本語なら言えるけど、英語だと躊躇してしまうので、やっぱりまだ自信を持って「英語を話せます!」と言えるほどではないなあと実感させられます。

 また、プレゼンをしたあとの質疑応答のときに、先生のアドバイスや意見に対して、すぐに答えを返す学生が多いことに日本(自分)との違いを感じます。例えば、先生が「ここはもっとこうしたらいいんじゃないか」と言うと、「それも一度考えたけど、結局こういう理由でこうなったんです」とすぐに答えます。私はいつも、アドバイスに対して受け身でいることが多いので、そうやってコミュニケーションをとる姿にいつも驚かされます。

 グループワークのメンバーは相変わらずフランス語が多いですが、残り少ないと思ったら私も少し吹っ切れてきました。そこを気にしている暇があったら、自分なりにアイデアを探そうと思うようにして、明らかに内容は課題のことだとわかっても、フランス語で話しているときは気にしないことにしました。英語で何とか理解して伝えようと頑張る自分が悔しくなるからです。それでそのあと二人で話し合ったことを、英語で一気に説明されて、理解した?って聞かれて…正直全部一気には理解できないので余計悔しいです。それは言語の問題だけではないのに、すべて私の英語力不足だとされている気がしてもっと悔しい。もとはと言えば、私がもっと英語ができれば、とか、英語で話してって伝えられれば、とも思うけれど、今これを書きながら思い返すと、この悔しい気持ちは今までの自分になかった気持ちだと思うので、これをモチベーションにしていきたいと思います。とにかくグループワークに関しては、あと数回で終わってしまうので、自分のやるべきことを全うしたいと思います。
 
6.その他

 ナントの中心地から川を越えて南側にRezé ルゼという地域があり、そこにル・コルビュジエによるLa Maison Radieuse ラ・メゾン・ラデューズという、集合住宅があります。Unité d’Habitation ユニテ・ダビタシオンのひとつで、実際に人が住んでいます。1955年に建てられ、今では世界文化遺産にも登録されているこの建物を見学してきました!



近づくと想像以上に大きくて、圧倒されました。それでも驚くことに、階層は7階までしかありません。


 
屋上には保育園があって、壁に描いてある絵が素敵でした。そしてそれまで降っていた雨が晴れて、景色も最高!ずっと先まで見渡せます。山が全くないので、日本とは全然違うなと思いました。



部屋の中に階段があって、2階に分かれています。廊下が建物の中心に通っているのに、どの部屋でも朝日と夕日を楽しめるのは、廊下を中心に、上下に部屋があるからです。模型を見るとわかりやすいと思います。一日中日光を楽しめる部屋、住みたい!インテリアは木材を中心に、船の中をイメージしたつくりになっていて、いたるところに工夫が見られました。

 19日から数日、またパリへ行きました。今回の目的は日本大使館へ書類を取りに行くことだったのですが、たまたま日本から友達の友達が来ていたので、一緒に観光もして友達になりました。主要な観光地はもちろん、カフェにもたくさん行きました。人気のおにぎり屋さんにも行きました。日本と比べれば少し高めですが、大きくて具だくさんで、日本と変わらない味でした…白米最高…!そして、行ってみたかったサンドイッチ屋さんが本当に最高だったので、パリに行く機会があればぜひ行って欲しいです!
 


【Joe’s Dough】(サンドイッチ)
 23 Rue d'Odessa, 75015 Paris
【おむすび権米衛 パリ・パレロワイヤル】
 27 Rue des Petits Champs, 75001 Paris