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École nationale Supérieure d’Architecture Paris-Malaquis 2025年1月マンスリーレポート(デザイン学部生)


 1. 授業や制作など

1月はエスキスが1回、その後2週連続のジュリーでした。
1回目は学内の教授のみ、2回目はゲストを招いてのジュリー。すべてフランス語で進められたため、その場ではほとんど理解できず、録音した音声をChatGPTで翻訳して内容を把握しました。
僕のテーマはインフラ系だったので、主にその可能性や地域への影響、需要などについて議論されていました。形についてもっと考えられたのでは、とも言われましたが、プロポーザル期間が実質2週間ほどで、スタディ模型も作れていなかったので、それはその通りだなという感想です。
全体として、リサーチ量は多いもののプロポーザルが完成しきっていないグループが多い印象でした。ただ教授陣は「例年より出来が良い」と言っており、機嫌は良さそうでした。
一方で、他スタジオの留学生の中には、作品を完成させ、出席も問題なかったにも関わらず単位を落とされた人もおり、評価はかなりシビアだと感じました。



2. 暮らし

とにかく寒いです。雪が積もる日もありました。
さすがに川沿いで飲むこともなくなり、バーに行ってもみんな屋内で過ごしています。授業終了と同時に帰国する友達も多く、今月はお別れパーティー続きでした。

3. イベント

特別なイベントはほとんどありません。
みんなジュリーで手一杯で、遊びに行く余裕はなく、お別れ会や打ち上げが中心でした。

4. トラブル

現在、家の大家と揉めています。
もともと少し癖のある人でしたが、退去後の敷金返金であらゆる理由をつけて差し引こうとしてきます。
12月に退去したメンバーは、カーテンの汚れ、元から壊れていた家具、経年劣化の床、見覚えのないランプ、鍋底の汚れなど、細かい指摘で差し引かれ、多い人で約6万円引かれていました。
僕も、退去証明がないと仲介業者から保険金が返ってこないため書類を依頼していますが、約2か月既読無視されています。
大家に関しては本当に運次第ですが、これから行く人は事前によく調べることをおすすめします。



5. 語学の状況 

最後までフランス語が話せるようにはなりませんでした。
パリでは英語がほぼ通じるので、中途半端にフランス語をかじるより、英語力をしっかり上げて行く方が 実用的だと感じました。


6. 旅行

授業終了後、日本へのフライトまでの2週間でヨーロッパ一周バックパックをしました。
出発前日にカードが止まり、現金4万円だけで出発するというスタートでしたが、現地の友人や道中で出 会った人たちに助けられながら何とか乗り切りました。
正直、パリでの半年よりこの2週間のほうがサバイバルだった気がします。
写真を添付しますので、これから留学に行く人は旅行計画の参考にしてください。どの国も豊かで、訪れる価値があると感じました。

ベルリン(ドイツ)
-8℃で地面が凍るほどの寒さ。ストリートアートへのリスペクトが強く、無料で入れるギャラリーもある。名所が多く見どころには困らないが、屋外中心なので暖かい時期に行くのがおすすめ。物価はやや高めで、各スポットを巡るにはメトロが必須。


   
プラハ(チェコ)
街並みが非常に美しく、石積みの建築を見慣れていても感動できる景観。街はコンパクトで歩きやすく、物価も比較的安い。アジアからの観光客が多い印象。



ウィーン(オーストリア)
予算がないと楽しみ方は限られる。建築やランドスケープに興味があれば見どころは多いが、主要な観光地は基本的に入場料が必要。物価は普通だが観光地は高め。ウィーン中央墓地や Pötzleinsdorfer Schlosspark はおすすめ。



ヴェネツィア(イタリア)
観光地というより「歩いて体験する街」。イカ墨パスタなどの食事以外は、街歩きを中心にすれば大きな出費はない。観光客は多いが、路地を歩き回ると隠れたスポットにも出会える。



ビルバオ(スペイン)
目的はビルバオ・グッゲンハイム美術館。それ以外は比較的落ち着いた街で、物価は安め。時間があればバルセロナから飛行機で日帰りも可能。



バルセロナ(スペイン)  
王道の観光都市。ガウディ建築をすべて見て回ると入場料で 1~2 万円ほどかかるが、その価値はある。観光客が多く、ホステルでは友達を作りやすい。モンジュイックの丘からの夕焼けは絶景。物価はスペイン内ではやや高め。