1.授業や制作など 【今月のスケジュール】 1~24日 通常授業 27~31日 HOLIDAYS!(秋休み) ▽時間割 今月は月曜日に8時から授業があることが続いて少し大変でした。でも全体の授業数はそこまで多くなく、週に3日ほどです。日本でフル単位取っているときに比べたら、とても余裕があります。それも交換留学生だかららしく、同じクラスの中でも他の学生は、週5日午前から午後まで授業があるそうです。メイン課題のグループのメンバーと時間割を見せ合ったら驚かれました。グループワーク、もっと頑張らないと! メインの課題では15日にフェーズ1のプレゼンテーションがありました。人前で話すことは日本語でも緊張するのに、英語だともっともっと緊張して…話しているときはふわふわして地面が揺れている感覚でした。それでもグループでちゃんと準備したおかげで、無事にプレゼンを終え、これからはフェーズ2に入ります。私のグループは、フランス人2人と私の3人。フランスと日本の食文化の融合をテーマに販売スペースをデザインしています。先生から、もっと日本の販売方法や商業デザインについて理解を深めて、フランスの文化と混ぜ合わせていくこと、そのためには私がもっと積極的に経験や知識を伝えていく必要があるとフィードバックをもらいました。本当にその通りで、意見を出すことにも、英語で話すことにも自信が無くて、聞いているだけのことが続いていたので、これからはもっと発言をしようと思います。今やらずに、いつやる! 他には、スケッチアップというアプリを使って、インテリアをデザインする授業も受けています。先生の英語のアクセントが強くて、説明を聞き取るのが大変です。他の学生たちは普段から使っているようですが、私はここへ来て初めて使うので苦戦しています…だけど、新しいものを知ることができて良かったと思います。 12~16日にはERASMUS DAYSというイベントのある週で、授業以外に様々なワークショップやイベントが開講されました。ERASMUSとは、EUが提供する教育・訓練・青少年・スポーツのためのプログラム、らしいです。学部や学年関係なく同じグループで、料理、陶芸、製本、映画鑑賞などが行われました。一週間前からポータルサイトで申し込むようになっていましたが、先着順だったので自分が確認した時...
1.授業や制作など 月曜日:この間4つのワークショップをやりました。 一つ目は製本のワークショップで、糸やのりで紙を綴じて一冊の本を作るなど一見シンプルな作業ですが、実際にやってみたら違った穴に糸を通したミスが多発していました。 本の完成例 指先と炭の棒を交代して描いた作品(15秒 x 3回) 次にクリエイティブライティングというワークショップで、英語で文学的な文章を書くので留学生の自分としてかなりハードルの高いチャレンジでした。クラスメイトが書いた英単語を使って短編小説を考えたり、自分なりのファンタジー動物を考えてキャラ設定を書いたりする課題で、想像力を活かして楽しく受ける授業だと思います。 そしてデッサン・クロッキーのワークショップです。精華大学でいたときも同じ授業を受けたこともありましたが、キングストン大学でやったとはぜんぜん感じが違います。まずは描く時間は大幅に短縮され、毎回15~45秒の描く時間しかなかったから、造形を的確に把握して描くよりパッと見て目に焼き付いた部分だけ描くイメージのほうがこの授業でやることでした。それに描く途中で先生は教室内のライトを消して、「光の変化も紙に描いてください」という指示したこともありました。また、炭の棒と指先を交代に描く指示などもあり、とても新鮮な感じでした。 先生いわく「手で描くのではなく、目で描くのだ。皆さんは手で描くときに線も色も怯えているように見えて、しかし目で描いたら絵から力が湧いてくるものだから。」自分にとっては斬新な思考だと思い、非常に印象深い言葉でした。 最後に映像編集のワークショップは、二人でペアを組んでショート動画を作る作業でした。時間がかなり制限されていたので、動画編集の経験がない私にとって少し難しかったです。ギリギリで出来上がりました。 火曜日:「recycle archeology」というゼミに入りました。形の不備などのため博物館に展示することができない出土品を再利用し、新たに作品を作るというゼミです。こちらのグループが作ったのはボードゲームです。 木曜日:主に講義の形で様々な作品を通じて、欧米における社会問題について先生が話しています。途中生徒たちにディスカッションを任せる時間もあり、それに歴史や人種に関するテーマもありましたので、異なる価値観や考え方に触れること...