1. 授業や制作など 7 月末のルンドガンクに向けて制作しています。3 年生の 1 年間は黒い作品ばかり作っていたので、今回はドイツを来たことをきっかけに色を使ってみようと思いました。特に良い思い出になったのは担任のヨハネスとの面談です。ドイツに来てから3ヶ月間、毎日今まで試したことのないアプローチを試し、色々な人とも話して、自分の制作に対してできる限り向き合う時間を作ることができたと思います。言語というハンデはありながらも少しずつ話せる内容も増えてきて、とにかく周りの支えてくれた人達と話し合うことを意識しながら制作していきました。 7/24,25,26 にルンドガンクがありました。作品の講評や、設営時にも互いに色々な意見を伝えあって良い展示ができたと思います。 2.暮らし 今月末には日本に帰るので、少しずついろいろなことを片付けているところです。 保険 住民登録の解除 閉鎖口座の終了 ドイツで開設した銀行口座の閉設 成績証明書の準備 学生寮の大家さんへの連絡などなど。 最後の1ヶ月は忙しかったですが、海外で生活リズムがしっかりと定まったように感じました。いつも以上にたくさん周りの人と話す機会も増え、本当に締めくくりとなるような良い1ヶ月になるように行動できたのは良かったです。最後はみんながサプライズで手紙とケーキを用意してくれました。本当に良い人たちに囲まれて過ごせた4ヶ月だったと感じました。美術の話も少しずつ深い話もできるようになってきたし、もっと居たかったです。 3. 現地の様子 最近はイランのストライキがとても多くて、トラムが止まるなど色々交通系に影響が出ているのが目立ちます。 日本ではメディアで見るだけですが、国が変わればこうして実際にこのような活動と出会う時があります。時にはとても過激な時もあるので注意したほうが良いです。 4. 語学の状況 ドイツに来た時と比べれば、本当に話すことになれたなと思う。まだ文章が出てくるスピードは遅いが少しずつ話せる内容は増えていると思う。
最後のマンスリーレポートはこの二つの写真で終わりたいと思います。 1. 授業と最終発表 1.1. P8_Navigoland 朝7時半に出発し、約2時間の鉄道の旅を経て、まちづくりの発表会が行われるSoupの会場へ向かいました。今回の発表は、先生がSoup市の市長と直接話し合いをしてくださり、地元の結婚式場を貸していただけることになったそうです。地域に根ざしたテーマにぴったりの場所で、「ジュリー(講評会)」を行う意味がしっかり感じられました。発表前に机を整え、午後から発表がスタート。始まる前から地元の方々が見に来てくださり、近隣の人たちとの交流ができたのもとても嬉しかったです。発表は、先生による授業紹介の後、ゲスト3人の自己紹介があり、1人10分の発表+15分の質疑応答という流れでした。質問はとても具体的で、「バス乗り場の向き」「提案の社会的価値」「周辺地域への影響」など深い内容が多く、かなり緊張しましたが、大きな学びにもなりました。また、このゼミのメンバーは手描きが好きで、集めたデータも手描きで表や図面にまとめていました。カラフルで丁寧な図面が並び、とても見応えがありました。発表が終わったのは夜遅く、帰宅はなんと深夜12時。でも、心から「行ってよかった」と思える1日でした。 ジュリー様子 模型の色をチェック 最終発表前のみんな 1.2. P4_Projets 'habitations 最終的な先生の設計案は、とてもカラフルで可愛らしく、100分の1スケールの模型にみんなで感動し、写真をたくさん撮りました。それぞれが作った模型を目の前に置きながら、平面図や断面図を使ってプレゼンを行い、非常にわかりやすい発表になりました。特に印象的だったのは、先生があらかじめ敷地模型の色やルールを統一していたことです。そのおかげで、個々の作品は異なるデザインでも、全体に統一感があり、まるでひとつの街をみんなで作り上げたようでした。 中には、ファサードにアーチを設けて道路を通したり、マンションの間に細い通路をつなげたり、イタリア‧ローマで学んだ「メイドルーム付きマンション」のアイデアを取り入れた人もいて、どの提案も工夫にあふれていました。特にベランダやファサードのデザインにこだわった人が多く、とても見応えがありました。 1.3. Fabrique ...