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10月, 2025の投稿を表示しています

École nationale Supérieure d’Architecture Paris-Malaquis 2025年9月マンスリーレポート(デザイン学部生)

1. 授業や制作など マラケは建築専門の国立大学で、履修できる科目はすべて建築に関するもので す。僕は以下の7つの授業を受講しています。 • Anglais(英語) • H5 Histoire de l’architecture du temps présent(建築史) • H5 Théorie et pensée critique en archi.(建築批評理論) • P5 cours – culture projet urbain territorial(都市計画文化) • P5 Studio de projet(スタジオ) • P5 TD(演習) • D5 Machine à voir(映像) • D5 Intensifs numériques(デジタル演習) • D5 développement(開発系プロジェクト) 授業はすべてフランス語で行われますが、幸いにも僕の周りには英語を話せる学生や教授がいて、助けてもらいながらなんとか授業に参加できています。 他の留学生の中には、英語の通じないスタジオに配属されて苦労していた人もいましたが、スタジオ変更の制度があり、最終的には落ち着いていました。 僕の所属するスタジオは非常にスパルタで、毎週プレゼンテーションがあり、模型やボードの提出が必須です。週によってはビデオ制作なども求められます。3年生はグループでアーバンデザインに取り組んでおり、30人の学生が10~15チームに分かれて作業します。グループのメンバーは毎週変わるため、フランス語が話せない僕にとっては大変な面もあります。 スタジオは午前にプレゼン・講評、午後は1~2時間のレクチャーのあと、その日に制作した模型や図面をブラッ シュアップし、再度プレゼン・講評を受けます。朝9時に始まり、終わるのは19時前後。精華の建築スタジオのようにフリータイムがあるわけではなく、常に何かに取り組んでいる印象です。 一方で、写真(フォト)の授業も履修しています。写真を撮影し、現像を行いながら写真史や撮影技法を学ぶ内容です。僕はカメラを持ってきていなかったため、大学で借りたりスマートフォンで撮影したりしていますが、周囲の学生はほとんどが自分のカメラを持参しています。こちらは比較的リラックスした授業です。 その他の講義科目では、建築史や理...

L'école de Design Nantes Atlantique 2025年9月マンスリーレポート(デザイン学部生)

1.授業や制作など 【今月のスケジュール】 8~12日 Integration Week (オリエンテーション) 15~20  ワークショップ 22~   通常授業 こちらでは新年度!ということで、ワークショップやオリエンテーションがメインでした。 最初のIntegration Weekでは、コースや学年関係なく全ての留学生(約70人!)が集まり、国際科の職員さんたちから説明などが行われました。 初日は朝からコーヒーやパンのケータリングが、お昼にはベーグルサンドとサラダも準備されていてウキウキ。全体で話を聞いたあと3つのグループに分かれ、①ホームシック対策とまち案内 ②保険などの公的手続きについての説明 ③自己紹介グループワークに取り組みました。 すでにできているヨーロッパの女の子たちの弾丸グループトークには隙がなく…それでも勇気を出して近くに座っている子に挨拶してみたり!隣のグループの話を盗み聞きしたり!配布された資料を読んだりしていました。 とはいえ、ナントデザイン大学は中国に姉妹校のような大学があるらしく、そのプログラムで来ている中国人学生が大半を占めているので、精華大を思い出して『あれ、私は今どこの国に来ているんだっけ…?』という感覚になりました。日本人は私以外に、千葉大学からひとり来ています! 2日目は、コースごとにカリキュラムの説明や、セメスター中の予定(授業日や休暇など)と選択科目の確認、大学の施設案内がありました。 3日目は、観光案内所のガイドさんにまち案内をしてもらいました。 5日間予定されていましたが、ストライキなどの影響もあり、実際に大学に行ったのは3日間のみでした。 次週のワークショップは、留学生にフランス人の学生も加わり、3分以内のショートムービーをつくるものでした。メンバーは事前に決められていて(安心!)中国人留学生2人と私、フランス人学生1人でした。現地学生がいてくれたのはもちろん、私以外みんなメディアデザインコースだったのでとても頼りになりました。テーマを決めて、スクリプトを書き、撮影と編集までを5日間で行いました。最終日には全体で集まって上映会をしました。どこのグループもクオリティが高くて驚いたし、つくるのも見るのも楽しめました。 3週目から本格的に授業が始まりました。精華大学のように毎週決まった曜日、決まった時間に授業が入っている...

Kingston University 2025年9月マンスリーレポート(マンガ学部生)

1.授業や制作など 授業は9/29(月)から始まります。 月曜日はProcess: Technology and Application という授業で、週に変わるワークショップです。全部五つのワークショップがあり、そして私は最初にブレンダーの入門をやりました。 火曜日はPresentation: Audience and Context というグループワークの授業でで、8つのグループに分けてLV6の学生と一緒にやります。  *キングストン大学では三年制の大学で、一回生がLV4であり、二回生がLV5で三回生がLV6となります。そして交換留学生はLV5のクラスに入ります。 水曜日は基本的に自習で、たまにオンラインで指導先生とのミーティングがあります。 木曜日はCritical Issues in Illustration and Animation: Research & Practice:レクチャーとディスカッションを両方ともにやります。週にテーマが変わりますので、週末にはこれからやるテーマとレクチャーをネットで配るから事前に読む必要があります。 レクチャーの例 金曜日はStudio: Practice and Purpose:第一週は夏休み中に制作したもの「未来へのメッセージ」についてのレビューを行いました。教室で制作したものを机に展示して、クラスメイトと先生はそれに対してコメントしたりすることをしました。自分は交換留学生なので制作物はないですが、生徒たちの作品からみて素材と表現する形式はすべて自由だそうです。そして絵という形にも限らず人形や縫い物や詩などを作った学生さんもいました。特に印象的なのはプログラミングでコミュニケーションゲームを作った人です。コース全員合同でやる授業じゃなかったですが、複数の種類の素材で作品を作る学生が多かった印象です。 これからは留学する間によく使う学生生活に関するサイトやアプリを紹介します。 ① KU app ( KingstonUni ):授業スケジュールや色々の手続き・サービスなどの機能がこのアプリを使ってアクセスするので必ずダウンロードしてください。KU appを使ってOSISという学生サイトにアクセスすることが可能です。 ② Canvas:授業の詳細や内容などを掲示します。課題提出もこのアプリを使うので必ずダウ...