6月中、カッセルが熱波に襲われたことで体調を崩しがちになり、授業を休む日が増えてしまった。もちろん、休んだからといって次の授業についていけなくなるような授業体系ではなく、大半の講義では前日に「明日は〇〇について授業をする」というリマインドメールが届く。それを事前に確認できることが支えとなり、体調回復後も安心して授業に復帰することが可能であった。
就活の影響で急遽マックブックが必要になったので、「Digipool」という機材貸し出しシステムを利用してみた。有料ではあるがマイクやカメラもちろんPCも貸し出されており、利用しやすかったのでおすすめ。
実を言うとWGでの生活がうまく行っていない時期があったので、その原因と私なりの解決方法を書こうと思う。
◯原因…性格・文化の違い
もともと内向的な性格である私は、シェアハウスに近い形式のWGという生活環境に馴染むまで、多くの時間を必要とした。周囲に迷惑をかけまいと、できる限り静かに自室で過ごしていたの
だが、その配慮は大家さんに「避けられている」という誤解を与えてしまったらしい。それに追い打ちをかけるように、ドイツ特有の複雑な施錠システムに手惑い、大家さんのフラストレーションをさらに高めてしまう結果となった。ついには「これ以上状況が変わらないなら退去してほしい」とまで言われる事態に陥った。
◯解決方法
状況を改善するため、私は生活習慣を大きく見直すことにした。まず、朝のリビングでお茶を飲みながら、必ず一日一回は大家さんと顔を合わせる時間を作った。自室のドアも就寝時以外は常に開けておくようにし、彼の声が聞こえたらすぐに返事ができるよう、作業中もイヤホンは片方しかつけないようにした。「何が悪かったのか」という原因を探ることはせず、それよりも何かを指摘されたらまずは素早く謝罪し、対応することを最優先した。さらに、彼は鍵をかけられることを極端に嫌う人であったため、自室の鍵の使用も一切やめた。
日本の感覚では少し伝わりにくいかもしれないが、ドイツの扉は特殊な形状をしている。室内鍵を除けば、わざわざ鍵を回さなくても、ドアを閉めるだけで外からは開かなくなる仕組み(オートロックに近い感覚)が多いのだ。長時間の留守時以外はあえて施錠をしないというスタイルの人が多い。アパートの共有玄関の施錠が禁止されているのはもちろんのこと、私の場合は、最終的に家の玄関の施錠すら完全にやめることで、彼の求める生活様式へと歩み寄ることにした。
正直にいうと授業というよりもこれに骨を折る時間が長かった。今思い出しても辛い。自分の性格に合っているとは言い難かったので、WGを利用する際は注意したほうが良いかもしれない。もちろん住居を変えることも可能だったが、市役所での手続き等があまりにも面倒だったので引越しをしたくはなかった。トラブルではなく現地で人と暮らすという貴重な体験だったと思おうとしています。
↓鍵の開け方。まず引っ掛かりがない方向に鍵を回す。限界まできたら手前にぐいっと引く。そうすると開きます。
とにかく、あの時期のカッセルは暑かった。この街の一般家庭にエアコンはまず普及していない。猛暑は2週間ほどで落ち着いたものの、あの過酷な環境を乗り切るには、現地の気候に合わせたテクニックが必要だった。基本の対策は、室内の温度管理だ。夜の間に窓を開けて冷涼な空気を部屋に蓄え、日が昇ると同時に窓を閉め切る。さらに遮光カーテンを引き、日中の熱気を徹底的に遮断するのだ。それでも暑さが厳しいときは、凍らせたペットボトルを脇や股関節に当てて体温を下げた。また、大学の近くには川や市民プールもあるため、そこで泳いで涼をとるのも賢い選択肢かもしれない。
特になし。
5. 語学の状況
変化は見られない。もう少しドイツ語で話しかける努力をしたほうが良いか。